これの違いをぱららぎ博士さんも書いていましたがこっちでも

プラスパワーとどくさいみん光線
これは両方とも単純に考えれば打点を10点あげるアイテムになりますが
この2つの違いはかなり大きいです

まずはプラスパワーのテキスト
この番、自分のポケモンが使うワザの、バトルポケモンへのダメージは「+10」される。

続いてどくさいみん光線のテキスト
相手のバトルポケモンをどくにする。
コインを1回投げオモテなら、さらにそのポケモンをねむりにする。

テキストだけ見ると打点が単純に10増えるのがプラスパワー
相手を毒(+眠り)にして10ダメージを与えるのがどくさいみん光線ですね

単純なメリットとデメリットだけ見るとプラスパワーは
○重ねがけができる
○使った後にポケモンいれかえ、ポケモンキャッチャーを使える
○弱点計算が働く
×1枚10点なので重ねがけしないと使いづらい
×抵抗力・進化の輝石等の計算も受ける
×技が撃てないで終わると意味がなくなる

一方どくさいみん光線は
○タチワキシティジムを貼れば単純に30点増える
○技が撃てなくてもとりあえず10点与えられる
○進化の輝石・抵抗力等を無視してダメージを乗せることが可能
○眠りにより相手の行動不能が狙える
○状態異常で技のダメージが増えるポケモンと相性がいい(キュウコン・ギラティナPs)
○とりあえず状態異常にすることによって相手に入れ替え使用を強制させられる
×使った後にポケモンキャッチャーを使えない
×プラスパワーと違って重ねがけができない、既に相手が毒+眠りだと撃てない
×ビリジオンEX+草エネつきだとそもそも状態異常にならない(撃つことはできます)
×タチワキシティジムがないとプレッシャーになりにくい

こうして見るとどくさいみん光線のほうがダメージ量やメリットは上であり
デッキに採用するのもどくさいみん光線の方が多いですが
それでは2つのグッズを使ったときに想定される状況を書いていきます

・ジャローダ、クレセリアEX、ルンパッパが相手の時
このポケモン達はポケモンチェック時に10or20回復する特性を持っています
ここで重要なのがポケモンチェック時には特性を発動させるのは任意のタイミングでいいこと
なのでどくさいみん光線だと技で残りHP10になっても
10or20回復→毒で10ダメージの流れになり落とすことができません
(正確には全ての処理を終えた時点で気絶らしいので
どのように処理してもどっちみち気絶しませんが)
なのでこの場合はプラスパワーに軍配が上がりますね

・ルギアEXを使うとき
ルギアEXの特性「オーバーフロー」はこのポケモンの技で相手ポケモンを倒すと
サイドをもう一枚取れる欲張りな特性ですね
ここで重要なのが特性の「ワザのダメージで、相手のポケモンをきぜつさせたなら」の部分
HP130の相手にどくさいみん光線を撃ってプラズマゲイル120で気絶させても
ポケモンチェックの時点でダメージが乗り気絶するのでオーバーフローは働きません!
しかしプラスパワーの場合問題なくプラズマゲイル130になるので技のダメージで気絶し
オーバーフローも働くわけです
この場合もプラスパワーに軍配が上がります

・トゲキッスが相手の時
これは珍しいケースですが、トゲキッスの特性「ブライトヴェール」により
相手にグッズの効果がかからないのでどくさいみん光線が撃てても毒にはなりません
しかしプラスパワーの場合自分への効果なので問題なく打点があがります

・テラキオンやマナフィ、レスキュースカーフ・学習装置持ちが相手の時
テラキオンは前の番にバトルポケモンが技のダメージで気絶した時に
ダメージが上がる技「かたきうち」を持っています
マナフィは特性「さいごのねがい」により、技のダメージで気絶した時に
好きなカードを1枚持ってこれます
レスキュースカーフは技のダメージで気絶した時にポケモンが手札に戻り
学習装置は技のダメージでバトルポケモンが気絶した時に、そのポケモンに
ついていたエネルギーをこのグッズがついているポケモンに付け替えられます
ここで重要なのが全て「技のダメージで気絶した時」にしか働かないこと
なのでHP130の相手にプラスパワー+120ダメージの技だと
技で130ダメージになりこれらの効果が働いてしまいます
ですがどくさいみん光線の場合120ダメージの技で攻撃すると
ポケモンチェックで130ダメージになり気絶してもこれらの効果は働きません
テラキオン相手では毒が有効といわれるのはこういうことだからですね

・吸収回復技を使う場合
ビリジオン(BK)のメガドレインは30点で与えたダメージ分自分を回復します
プラスパワーの場合だと技のダメージが増えるので回復量ももちろん増えます

・ゼクロム等反動技のあるポケモンを使う場合
これはゾロアークを使う人なら経験あるのでしょうけれども
プラスパワーのテキストの「バトルポケモンへのダメージは「+10」される。」ですが
これは相手のバトルポケモンだけではなく自分のバトルポケモンのことも含みます
なのでプラスパワーを使ってゼクロムの雷撃を打つと元の反動40+プラスパワーで10で
自分にも50点返ってくることになります この場合どくさいみん光線の場合は
反動がないのでゼクロム等を採用するデッキはどくさいみん光線のほうがいいですね
悪のツメ等も同様です また輝石も同じ理由で反動が軽減されるのはとても有名ですね

以上です 僕の頭ではこれ以上の状況が思いつきませんでしたが・・・

コメント

ぱららぎ博士
ぱららぎ博士
2013年6月26日19:38

ありがとうございます(^o^)/勉強になりました

ホロカ
2013年6月26日20:07

>ぱららぎ博士さん
こちらも記事読ませて改めて違いを勉強させていただきました
ありがとうございました!
今後も記事楽しみにしてますね!

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